斎藤夏輝カレーという存在・概念・哲学について考える
「魔法びんでカレーのルーを飲んでいた時期がありました」
お笑い男女コンビ・メイプル超合金のツッコミ担当安藤なつさんが、先日とある魔法びんのプレス発表会で話したそうだ。
初めに伝えると、魔法びんというのは飲み物の温度を長時間キープしてくれる水筒だ!
寒い冬の季節に大活躍してくれる代物で、私も良く朝に入れた熱いお茶を入れて使用している。
だが、私斎藤夏輝、カレーのルーを入れていた人に未だかつて出会ったことがない。
安藤なつさんによると、若手芸人の頃、節約のために魔法びんにカレーをいれ、おにぎりのお供に食事をしていたという。
また、安藤なつさんは「『カレーは飲み物だから』と偉い人が言っていた」ことがきっかけで魔法びんに入れて持ち歩き始めたらしい。
この偉い人というのが平成時代初期にデブキャラタレントの先駆けとして知られるウガンダ・トラさんだ。
ウガンダさんはカレーのルーは食べ物ではなく、飲み物なのだと概念を崩してくれたまさに「偉い」人物だ。
そして彼の死後、令和になってもカレーの概念そしてウガンダさんの哲学は脈々と受け継がれているのだと痛感させられた。
そして今でもカレーは廃れること無く、家庭の味、本場の味、カレーラーメン…はたまたグリーンカレーや日清食品のカレーメシなど色々な進化を遂げている。
また、最近ではある小学校教諭たちが同僚の教師の目に激辛カレーを入れるという痛ましく、悲しいニュースがあった。
カレーは美味しいスパイスが、人間の『凶器』としてもなりえるのだ。
しかし、話は戻るが本当にカレーは飲み物なのか?
確かに魔法びんにお茶だけでなく、たまにお味噌汁やスープ類を入れている人を見かけたことがある。
ではカレーはスープなのか?
それともまだ私が出会っていない『カレーの哲学』がそこにあるのだろうか?
小さい頃、友達の家でごちそうになったカレーが実家のカレーとトッピングや味・辛さがすこし違ったように、人それぞれのカレーがあるのだろうな。
斎藤夏輝の人生でカレーについてここまで深く考えたことはなかった。
頭がカレーでいっぱいだ。
今日のごはんはカレーを作りながら、斎藤夏輝の考えるカレー哲学でも作りたい。