斎藤夏輝、人事異動について考える。
先日、学生時代の友人が人事異動で海外に行くことに決定した。
友人いわく「不安だけど、楽しみ。気持ちは半分半分。」
と言っていた。
大学の時は留学するほど元々海外に興味を持っていた友人だったので、夢の第一歩に近づいたのかなと思う。
だが、海外勤務は留学よりもはるかに責任が伴うので、友人は「半分半分」と言ったのだろう。
人事異動にまだ経験したことがない私斎藤夏輝。
今更だが人事異動について調べてみたところ、日本独特のものだそうだ。
しかもココ最近では、水面下で人事異動について賛否両論があるそう。
人事異動は生産性が非効率だと主張する人も多く、プロフェッショナルな人材が育ちにくいのではと考えるひとも多い。
また、たとえ有能な人材であっても、会社にとって不都合であればどこか遠くに飛ばせる力を人事は持っていると権力乱用を危惧している。
一方で、人事異動のメリットもあるそうだ。
環境を変えることで色々な経験が出来ると考える人もいる。
つまり仕事のマンネリ化を防いで離職率を下げる効果があると考える人も多い。
また、人事異動を定期的に行うことで、派閥や汚職を生みにくくする効果もあるメリットもあるらしい。
なるほどなと人事異動について考えさせられたと同時に友人を心配し始めた。
だが、人事異動のメリットやデメリットがあれど、海外勤務を目標としていた友人にとっては好都合なんじゃないか?
―― “You play with the cards you’re dealt …whatever that means.”
配られたカードで勝負するしかないのさ…..それがどういう意味であれ。――
アメリカの有名な漫画『ピーナッツ』でスヌーピーが発した言葉だ。
まさに、今の友人にぴったりなのかもしれない。
斎藤夏輝にとって人事異動はまだ未知なる世界。そんな世界に飛び込むことになった私の友人。
人事異動について杞憂するのではなく、まずは友人の新たな一歩を応援したい。