斎藤夏輝、がんの死亡率を上回る『敗血症』について調べる
『世界中の死者の5人に1人が「敗血症」で死亡している』というニュース記事を先日目にしました。
BBCジャパンサイトのニュースによると、この調査は過去最大規模で行われたそうです。
科学誌ランセットに掲載された、米ワシントン大学の研究チームの論文は、敗血症による死者が年間推定1100万人に上るとしている。
これは、これまでの推定の2倍で、がんによる死者数を上回る。
低中所得国に多いが、裕福な国でも確認されているという。
実はガンよりも死亡者数よりも多い敗血症。
しかし私斎藤夏輝にとってあまり耳馴染みのない病気でした。
そこで今回敗血症について調べてみましたので、共有させていただきたいと思います。
【敗血症とは?】
敗血症とは、感染症への罹患をきっかけに、心臓や肺、腎臓など、さまざまな臓器の機能不全が現れる病態を指します。敗血症のなかでも、重篤な循環、細胞代謝の異常を呈する特に重症なものを、敗血症性ショックと呼びます。
敗血症はカビ・ウイルス・細菌などあらゆる感染症に伴い発生する可能性がある症状です。
しかし英語では「hidden killer(隠れた殺し屋)」とよばれるほど、自覚症状が難しいことが多々あるといわれています。
そうしているうちに臓器の機能不全を引き起こし、万が一死から免れても長期に渡って営業や障害に直面する人もいるのです。
世界レベルでみると敗血症にかかる患者の多くは中低所得者と言われていますが、一方日本では敗血症にかかりやすい方は新生児と高齢者なのだそうです。
【敗血症のサインとは?】
<大人の場合>
- ろれつが回らない
- 1日中尿が出ない
- ひどい息切れ
- 高い心拍数、体温の異常(高い、低い)
- 皮膚がまだらになる、変色する
<子どもの場合>
- 皮膚がまだらになる、青白くなる、顔色が青ざめる
- 非常に無気力、起床が困難
- 異常に体が冷たい
- 呼吸がとても速い
- 皮膚を押しても赤みが消えない
- 発作、けいれん
サインを見逃さずに対処していきましょう。おかしいなと思ったら早めに医師へ行きましょう。
また予防としてワクチンもあります。
まとめ
意外と知らない敗血症について共有させていただきました。
世界レベルでみるとガンよりも死亡者数が多いのには驚きです。
何か症状がおかしいと思ったら、かかりつけの医師に相談して下さい。