斎藤夏輝、「コーヒーに新たな健康効果が発見されたかも?」ということを知る。
今やどこにでもあるコーヒー。
昔はカフェインが健康に良くないと考えられていましたが、最近の研究ではコーヒーがむしろ健康に良いということが明らかになってきましたね。
たとえば
- 高血圧リスク低下
- リラックス効果
- 肝機能改善
- 血糖値の改善
- 脂肪燃焼促進
- 呼吸器機能の改善
- 利尿作用でむくみや老廃物改善
といった効果があげられるようになりました。
さらにコーヒーに含まれる豊富なポリフェノールの抗酸化作用のおかげで、心臓や内臓脂肪にも良いそうなのです。
そしてさらにコーヒーの研究をすすめたところ、胆石予防に効果があるという結果が出たそうです。
【コーヒーは胆石予防効果あり?】
コーヒーを飲むと思わぬ健康効果が得られるようだ。約10万5000人のデンマーク人を平均8年間追跡した結果、1日に6杯を超えるコーヒーを飲む人は、まったく飲まない人と比べて胆石症になるリスクが約20%低いことが明らかになった。
ダイヤモンドオンラインで掲載されたコペンハーゲン大学病院(デンマーク)の発表によると、「コーヒーの摂取量が多い人は胆石症リスクが低い可能性がある」といことです。
この理由として研究チームは、
「コーヒーは胆汁とともに排泄されるため、胆汁中に含まれるコレステロールの量が減る可能性がある。胆汁中のコレステロールと胆汁酸のバランスが崩れると胆石ができることを考えると、コーヒーは胆石症の予防につながる可能性がある」
と説明されています。
コーヒーに含まれるカフェインが胆石症のリスク軽減に一役勝ったのではということだそうです。
遺伝子研究の結果紅茶やチョコレートではなくコーヒーのカフェインが効果があったそうです。
【シンプルに結論付けるのはNG】
しかし一方で研究には参加していない研究グループからは一部懐疑的な声があるといいます。
「コーヒーが健康にもたらす効果や悪影響については、次々に新しい報告がなされているが、結論には至っていない」
「1日6杯のコーヒーに含まれるカフェインは多量で、睡眠や胃液の逆流、不整脈などに大きな影響をもたらす可能性がある」
「最終的に胆石症リスクに影響するのは、コーヒーそのものではなく、食生活の変化である可能性がきわめて高い」
胆石症リスク軽減と一概に結論付けるのはまだ早いということや、カフェイン多量によるリスクのほうが危ないということなど、まだまだ研究を続けないといけないのではといった意見があるそうですね。
引き続きこれからもコーヒーの効果について掘り下げていっていただきたいです。